宇宙規模で展開されるギャグ漫画「うる星やつら」


 漫画高橋留美子さんの「うる星やつら」は、アニメされているから、知らない人は
少ないだろう。ただ、原作を読んでいない人には、原作を読むことを強くオススメする。

 私の本棚にはコミックス全巻揃っている。最近になって新装版(新しいカバー)で発売され始めた。

★うる星やつら


 宇宙鬼娘ラムと、浮気者の諸星あたるが繰り広げる楽しいギャグ漫画。

 話はこの二人を中心に展開していくが、他にも魅力的なサブキャラが作品を盛り立てて
いる。

 「うる星やつら」というタイトルは、「うるさい」という意味と、異星人も
含まれているという意味の「うる星」という駄洒落から決めたという逸話がある。

 ギャグとストーリーを両立させた画期的な作品だとも言える。

 そもそもラムあたるの「押しかけ女房」になったのは、 あたるプロポーズしたと勘違いした
ことが原因である。あたるラムには素っ気ない姿勢で臨んでいるが、 本当はラムにぞっこんなのでは
ないかと思わせる話があって面白い。

 少年誌の作品ということもあり「女房」と言っても、ラムあたるの関係はプラトニックである。

 そんな二人の微妙な関係は最終話に象徴的に顕れていて、感動的なラストになっている。

 もっとも、これだけのユニークキャラクターたちを創造すれば 永遠に連載を続けることも可能
だったはずである。敢て次の新しい作品(「らんま1/2」〜「犬夜叉」)に移行して成功した
高橋留美子さんのチャレンジ精神も大したものだと思う。

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