永遠の恋物語「めぞん一刻」


 漫画家の高橋留美子先生の作品は、たいていアニメ化されているから、知らない人は
少ないだろう。ただ、原作を読んでいない人には、原作を読むことを強くオススメする。

 私の本棚には「めぞん一刻」が全巻揃っている。最近になって新装版(新しいカバー)で発売され始めた。


★めぞん一刻とは


 「うる星やつら」と並行して青年誌で連載された作品。月刊誌が週刊誌になったから、相当の
ハードスケジュールだったろうと推測する。

 「めぞん一刻」という名前にそぐわないボロアパートの管理人さん(音無響子)と浪人生(五代祐作)が
繰り広げるラブストーリー。とは言え、随所にギャグが織り込まれているから、楽しみながら読める作品だ。

 ネタバレになってしまうが、管理人さんは高校卒業後に講師と結婚し、半年で夫を亡くしている。(若くて
五代より2つ年上だ)。彼女の頑な(かたくな)な気持ちを周りの人物が徐々にほぐしていく。

 音無に想いを寄せるのは五代だけではない。ハンサムでリッチなテニスコーチの三鷹瞬が出てくる。

 また五代のガールフレンドの七尾こずえや、五代の教育実習先の女子高生、八神いぶきが話を
面白くしている。ちなみに私は八神のファンだ。

 三鷹にも縁談相手として、九条明日菜が登場する。

 複雑な恋の行方がどうなるのか知らない人は、「原作で」読んでみることをオススメする。

 それと、ここまで紹介するとお気づきの方がいると思うが
「めぞん一刻」の登場人物の苗字には数字がついているのだ。ちなみに「音無」は"O"、すなわちゼロを意味している。
「一の瀬」「二階堂」「三鷹」「四谷」「五代」「六本木」「七尾」「八神」「九条」という具合である。

 高橋留美子先生の遊び心が見られて面白い。

★めぞん一刻をAmazonで購入


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